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島村楽器テクニカルアカデミー 公式ブログ

音楽技術専門の学校『島村楽器テクニカルアカデミー』の公式ブログ!音楽の職業・仕事を探す人は必見!

弓製作コース フェルールからフロッグへ

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弓製作コース、以前フェルールろう付けの様子をお見せしましたが、その後の工程をお伝えしていきます。

フェルールのろう付けが無事終了した後は寸法に合わせた成形と研磨を行っていきます。

重要なのはこの2つが両立できていることで、特にフェルール内側の寸法はこのままほぼ仕上がりに直結するので、精度をきっちり出す必要があります。

また、この作業ではフェルールの素材である銀の柔らかさにも注意が必要です。基準となる型にフェルールをきっちりはめ込める様、削っていくのですが、つい外側を傷づけてしまったり半円のリング状になってるフェルールを潰して形を変形させてしまいがちです。
緩くなり過ぎてはアウト。かなり面合わせに神経を使う作業のようです。

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外側もほぼ完成に近いくらいまで仕上げます。
金属板の厚さを一定に守ることはもちろん重要ですが、凹凸が生まれないようにすることも大事。
光の反射を確認しながら磨き上げるのがポイントのようです。

フェルールが完成した後はいよいよフロッグの切削に入ります。

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最初はフェルールを装着する部分を切り出し。寸法表を見ながら間違えないように位置を決め鋸を入れていきます。