島村楽器テクニカルアカデミー 公式ブログ

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弓製作コース ~スティック荒削り仕上げ~

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弓製作コース、様子をお伝えしていきます。

前回紹介したスティックの荒削りも後半に入ると細かい修正作業に移っていきます。
教室では糟谷先生と受講生の方でスティックが曲がってないか、ライン上に凹凸がないか、などを手や目を使いながら念入りにチェックを繰り返し、鉋がけを慎重に進めていました。

この後、曲げ直しなどの行程が控えていて、その後に更にスティックは削ってしまうのですが、だからといって正確に作業することを後回しにするのはあまり良くないとか。
きっちり基準を出してから次の作業に移っていくほうが結果的に作業が楽になる、というのはバイオリンの製作や修理でも同じです。

目や手の感覚で進めていくという作業は数値等のはっきりした基準が少ないので、誰もが最初は判断に苦労するでしょう。しかし、何度もダメ出しをされながら考え、反復することで徐々に自分の中に基準を作っていくことができます。

色々な情報が可視化されてきてはいますが、今回の様身につけられたものは本に書いていない生きた情報で貴重ですね。

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材料が今回の作業が終えた状態(写真上側)、この後曲げの工程を経てサンプル(写真下側)の状態まで進めていきます。