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島村楽器テクニカルアカデミー 公式ブログ

音楽技術専門の学校『島村楽器テクニカルアカデミー』の公式ブログ!音楽の職業・仕事を探す人は必見!

代官山音楽院の学生がフリーランスについて学ぶ理由

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先日、合同授業で「フリーランス」をテーマに講義が行われました。

授業の意図

楽器の世界では特にこのフリーランス(個人事業主)という形で仕事をされている方は決して珍しくありませんが、学校を卒業してすぐにフリーで活動するという選択肢はまだ社会では一般的とは言えないでしょう。

今回、この授業を実施したのは、学生が自分がやりたいことを実現するために、将来どの様に仕事を作っていくかを考えてもらうことを目的としています。
独立という選択肢も視野に入れ、またそういう選択肢を取らないにしても、フリーランスで仕事をしている方と一緒に仕事をしていくために仕事のあり方を理解をすることは大事なことです。

授業の様子

さて、今回の授業は実際にフリーランスで仕事をしている方に質問、もしくは対談をしてもらうという形で進めました。
協力いただいたのは代官山音楽院で講師をしながら個人でも仕事をしている3人の先生です。
それぞれ、様々なキャリアを経ながら今の仕事に就いていて、貴重な体験談などを話していただきました。

  • 現在に至るまでの過程

前の仕事、結果が出るまで重ねた努力、道なき道を行く上であったこと、どのように仕事を作っていったか、

  • 現在の仕事での姿勢

仕事上での人とのコミュニケーション、仕事に対する向き合い方


などです

- 今回授業行った先生

ドラム・パーカッション総合科の講師:谷本先生
ギタークラフト&リペア科の講師:金澤先生
ピアノ調律科の講師:小林先生

授業が終わって

ほぼ、話し続けての2時間半でしたが、飽きることはなくあっという間に時間は過ぎていきました。

振り返ってみると、今日の授業の話は将来フリーランスを目指している人はもちろん、目指してない人でもこれから社会に出ていく学生は必ず聞いておいてもらいたい内容だと思いました。

お話いただいた先生方はいずれも、勤めの経験を経てそこから独立しているのですが、独立してから仕事を作っていく話からは、今では調べればすぐに出てくるような仕事に挑むべき社会常識や考え方が何故必要なのかということが、リアリティを持って伝わってきました。

講義の中で先生の1人が話した「会社に勤めていたときと異なり、失敗したこと・成功したことが直に自分に降りかかる」という言葉が印象に残っています。

これを「不安定」と一蹴することもできますが、果たしてそうなのでしょうか?

近年、中高生が抱く将来の夢の上位に「公務員」「安定した会社に入る」といった回答が多くなってきていると言われています。
彼らが想像する安定が果たして一体どういうものであるかは分かりませんが、今は数分前の情報が世界の裏側まであっという間に届くような変化の早い時代です。
終身雇用が崩壊した現代社会において、真の意味で安定していくということは、いかなる仕事の内容・形態であっても、今回の話にあったような仕事との向き合い方をしていくことが大事なのではないでしょうか。

代官山音楽院の学生も今回聞いた話を在学中から意識して研鑽に励んでいってもらえれば幸いです。