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島村楽器テクニカルアカデミー 公式ブログ

音楽技術専門の学校『島村楽器テクニカルアカデミー』の公式ブログ!音楽の職業・仕事を探す人は必見!

ギタークラフト&リペア科 夜間科授業 いろんなリペアを作業中!

ギタークラフト&リペア科

こんにちは。
梅雨らしいジメジメした日々が続いておりますが、ギタークラフト&リペア科の夜間科は今日も色々なリペアを勉強中です。

そんな中からいくつかピックアップしました。

まずはアコースティックギターの「ブリッジ再接着」リペア。

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写真では既に接着されていますが、ここまで来るに幾多の困難を乗り越えました。
今回の例で言えば面積の小さなブリッジの両端に隙間ができていたものをまずは剥がして、ボディ側・ブリッジ側の両方の接着面を整え表側・裏側両方の当て木を作り、仮止めをして・・・。

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どうやら綺麗に接着できたようです。
この後は弦を張って弦高やトップの状態を確認していきます。



お次は「リフィニッシュ」。

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リペアとしては傷ついた塗装を修復する場合。カスタマイズとしては色を変えたり塗料の種類を変えることでサウンドの改善を図ったりする場合などに行います。
手順としては、まずは元の塗膜を剥がし、磨き、下地を吹き、色を吹き、トップコートを吹き、水研ぎをして最後にバフ掛けで綺麗に磨き上げます。
文章で書くとたった2行ですんでしまいますが、実際の作業は時間も掛かり根気と集中力も必要です。
今回授業で行ったのは、黒のポリエステル塗料を3トーンサンバーストのラッカー塗料でリフィニッシュしました。ガラッと印象が変わりますね。



続いても塗装絡み、「タッチアップ」。

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写真では分かりにくいのですが(分かりやすくては困るのですが)ペグビスの穴を一部ダボで埋めて、その上から塗料で色あわせや木目を書くという作業をしました。タッチアップはリペアの中で色々と役立つ技術ですが、その分色のセンスを問われる難しい技です。



1年生では基礎技術を身につけるための製作もします。

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刃物を研いだり、木を削ったり。初めて行う作業は困難が付きまといます。しかし、ここでめげていては技術は身につきません。数をこなして辛抱強く鍛錬することで初めてレベルアップが可能になるのです。




最後におまけ。

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楽器ビジネス科・ギターリペア専攻の1年生です。
ネックのトラスロッドを埋める為の溝堀ジグを手にニッコリ。100点満点です。