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島村楽器テクニカルアカデミー 公式ブログ

音楽技術専門の学校『島村楽器テクニカルアカデミー』の公式ブログ!音楽の職業・仕事を探す人は必見!

弦楽器フェア2014

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10/31(金)~11/2(日)に東京、九段下にある科学技術館で開催された弦楽器フェアが無事終了しましたので報告させていただきます。

島村楽器×代官山音楽院 初の共同出展

代官山音楽院は毎年、弦楽器フェアに出展を続けていますが、今年度は島村楽器と代官山音楽院、共通のスペースで出展を行なうという初の試みに挑戦。

当音楽院の展示は例年通りバイオリンクラフト&リペア科の講師・学生作品の紹介と案内を主要にすることは変えていませんが、より立体的なスペースを活かすため、教室の一部を再現し授業の様子を伝えていくことをテーマに展示をしました。


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島村楽器・代官山音楽院の展示ブースの様子


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代官山音楽院展示の様子
今年新たに作業台・製作と修理で用いる道具の展示、1年生の製作過程の楽器の展示も行いました


学生の活動、展示の様子

3日間の学生の活動、及び代官山音楽院の展示での様子を少しだけお伝えしていきます。

学生の会場でのお手伝い

近年、特筆することを1つ上げるのとしたら会場内でお手伝いをする学生が多くなったことです。代官山音楽院を始めとした出展しているブースや会場スタッフとして、多くの学生がそれぞれの場所で頑張っていました。

今回の様な展示会では技術者でも計画・準備・設営・接客、等に関わっている方は少なくなく、もちろん1人ですべて実施しているという方もいます。技術者を目指していると、どうしても展示会では楽器を見ること、道具や材料を見ることに意識が行きがちですが、これから仕事をしていくという立場であれば、技術者がどういう動きをしているか、という別の視点も持ってほしい。常々講師からも言ってることですが、やはり百聞は一件に如かずという側面もあります。今回、裏方に回ったことで初めて視点が広がり意識が変わったという学生もきっと少なくないでしょう。

展示の様子

3日間を通して代官山音楽院のブースには多くの方に来場いただき学校や展示してあるバイオリンについてもご質問やご意見をいただくことができました。

本科1年生・講師作品

展示は学生作品が中心となりますが、教えている講師のことも知ってもらうため、本科1年生に製作を指導している藤井先生・河村先生もバイオリンを展示しました。
その隣に指導を受けて今まさにバイオリン製作に取り組む本科1年生の作品を展示。本科1年製の展示はバイオリンが完成するまでの過程も知ってもらいたいという目的もあって、今回、初めて実施をしました。製作途中の作品は技術者からすれば日常ですが、未完成のものは会場内では珍しいのか見ていただける機会が多く、目を引いていました。

本科2年生作品

楽器を展示した本科2年生は案内も担当し自分の楽器の解説をすることもありました。特に技術者以外の方から評価をいただけるのは楽器が完成して、はじめて実現することです。評価はそれぞれが想像していたもの、そうでないもの様々にあったでしょう。しかし、いずれも貴重な体験となったはずです。


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まとめ、来年に向けて

来場者の方の声には弦楽器技術を教えている学校の存在を今日初めて知った、楽器そのものだけではなく技術と技術者の存在にも興味を持った、というものもありました。こういった声は学外のイベントのときにしか聞けないので、とても嬉しいことです。
今後ともバイオリン技術の存在を広めていく機会を実施していこう、と講師一同、改めて決意しました。
学生にとってはそれぞれ来年に向けての課題が見つけられたはずです。4月から始まった1年間も残り半年を切っていますが、次のステップに向けて歩んでいってほしいと思います。