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夜間の弦楽器修理~魂柱の設置~

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バイオリンクラフト&リペア科の夜間科授業に潜入してきました。
夜間科は修理に特化したコースのため、本科とはカリキュラムの進行が異なります。時間も本科より短いですが、修理のカリキュラムだけならば本科と比較して遜色ないぐらいの内容になっています。

授業の様子を見に行ったときには、魂柱交換の作業を全員で行っていました。

魂柱とは楽器の内側に立っている木の棒状のもので、弦を張っている表板から裏板に振動を伝える重要な役割を果たしています。木の棒一本とはいえその効果は侮れず、少しの変化で音に大きく影響があるため、魂柱を扱うときには立てる位置はもちろんですが、足の設置面、角度やテンションを気にして進めていく必要があります。

魂柱を立てるときには「魂柱立て」という専用道具を使うのですが、これを扱う作業は今まで習得してきた鉋や鑿を使った木工作業とは違うテクニックが要求されるため、最初は立てるだけでも難しく、成功するためには手を動かし作業を何度も繰り返して感覚を掴んでいくことが要求されます。

これでよいだろうという位置に立てても、講師のチェックで、やり直しになることも珍しくありません。しかし、こうして判断の基準を少しずつ身につけていくことが重要です。

夜間科は社会人の方が多いこともあるのでしょうか、勉強熱心で、短い時間を有効に使うべく集中して授業を受けている様子が背中を通して伝わってきました。

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夜間科の授業様子は体験説明会にて見学することができます。
ご興味がある方は是非気軽にご来校ください。
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