島村楽器テクニカルアカデミー 公式ブログ

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タンポ交換・調整~サックス編~

こんにちは。管楽器リペア科の高柳です♪

8月末から9月始めに掛けて行われていた前期末試験も終わり、
結果を見て一喜一憂した学生もいましたが、それも束の間。
夜間科では既に新しい内容に突入しています。

タンポ交換・調整

タンポ交換準備

タンポとは木管楽器に開いている穴(トーンホール)を塞ぐためのものです。
木管楽器を演奏されている方であれば、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

タンポを交換するにあたり、新しいタンポを取り付ける準備を行う必要があります。
そのために、まずはタンポにラック材を盛らなければなりません。

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ラック材とはタンポとキイをくっつける接着剤のことで、温めると溶け、冷えると固まるという性質があります。
この性質を利用してタンポ調整を行います。

ただし、ただラック材を盛れば良いという訳ではなく、
どれだけの量をどの様に盛るかによって、その後のタンポ調整の精度に影響を及ぼします。

タンポ調整

タンポの準備が出来たら、いよいよタンポの調整を行います。
調整にはラックを溶かすためのバーナー、
タンポを調整するための専用ヘラ、
そして調整が出来ているか確認するためにライトを使用します。

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まずは先生による実演。
学生は先生のお手本を間近で見ることが出来ます。

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作業方法を理解したところで実践!!

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タンポ交換・調整は非常に難しい作業です。
バーナーで温めすぎるとラック材が溶けすぎてはみ出し、
温度が足りないとラック材が溶けず調整が出来ない・・・
調整出来ているか確認のためライトを入れて確認しますが、少しでも光が漏れていたらNG。
なかなか調整が出来ないといって時間を掛け過ぎると、
タンポへのダメージが大きくなり、これもNG。

などなど、学生にとって課題は山積みです。

しかし!タンポ調整はとてもとても大切な作業です。
正確な技術を身に付けられるよう頑張りましょう!!

ブログではお伝えしきれない作業が盛りだくさん!
ぜひ授業見学にお越し下さい♪