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島村楽器テクニカルアカデミー 公式ブログ

音楽技術専門の学校『島村楽器テクニカルアカデミー』の公式ブログ!音楽の職業・仕事を探す人は必見!

奥深いケーブルの世界

こんにちは。 音響担当の佐々木です。 今日は、奥深いケーブルの世界をご紹介します。 「ケーブルで音が変わる!」という話を聞いたことがある方もいるかと思いますが、ケーブルだけでそんなに音が変わるのでしょうか!? 本や雑誌、ネットのレビュー、ウワサなどたくさんの情報が溢れているこの世界で信じられるのは、自分の耳!! 早速実験です☆ ダイナミックマイクSM58)に、①カナレ ②モガミ(2芯) ③モガミ(4芯) ④ベルデン ⑤一般的な市販ケーブル をそれぞれ付け替えながら音を聴き比べてみます。
誰でもすぐに分かるくらい、ケーブルによってそれぞれ音のキャラクターが違います! <参考>各ケーブルの音イメージ ①カナレ 少しモコモコしてつまった感じ。 ②モガミ(2芯) Hiが少しきつめで、音が痩せた感じ。 ③モガミ(4芯) 1枚膜が取れた感じで、バランスよく聴こえる。 ④ベルデン モガミ(4芯)に低音を追加した感じ。イマドキのレコーディングサウンドに近い? ⑤市販ケーブル 膜がかかった感じ。中域が抜けている? ※それぞれの音のイメージはあくまでも個人的な感想です。 今度は、①カナレ ②モガミ(2芯) ③モガミ(4芯) ④ベルデン の4つのケーブルを比較します。
視覚的に音の違いを比較するため、ProToolsを起ち上げ、アナライザーを使って周波数特性を確認してみました。
マイクはどれも同じダイナミックマイクSM58)を使っていますが、ケーブルによって描く曲線が違っていますね! 音の違いを目でも確認することが出来ました。 続いて、ボーカルを同時にレコーディングしてみたらどうなるのか実験です♪ 記者会見の様にマイクを並べます。
現在レコーディングを進めているあの曲をアカペラで歌ってみました。 レコーディングした音を聴き比べたり、アナライザーで視覚的に確認しながら、それぞれのケーブルによるレコーディングサウンドの違いを確かめます。
こだわるスタジオやエンジニアは、録る楽器や狙うサウンドによってケーブルを型番ごとに使い分けるくらい「ケーブル」の世界は奥深いのです。 授業の中では、この他にも様々な実験をしてみました。 ・違うケーブルをミックスして使ってみたらどうなる? ・ハイパスフィルター(ローカット)をかけると音はどうなる? ・ダイナミックマイクではなく、コンデンサーマイクを使うとどうなる? ・ケーブルの巻き心地の違いは? etc... 興味を持った方は、いつでも授業見学・学校見学にお越し下さい! 面白い音の世界をご紹介します♪