島村楽器テクニカルアカデミー 公式ブログ

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梅雨から学ぶ

こんにちは。ピアノ調律科の伊藤です。 最近のピアノ調律科の授業の様子を紹介します。 2年生はグランドピアノの整調です。約1ヶ月かけて部品を組み立てて調整しています。 ピアノの鍵盤は88鍵ありますので、部品は88個ずつある訳です。 部品を取り付けています。 ピアノを演奏するときには見えない鍵盤の奥です。金属の部分がキャプスタンスクリュー。 鍵盤の運動をアクションに円滑に伝えるためにキャプスタンスクリュー頭部を磨いています。左側がピカピカに磨いた状態で、右側はこれから磨くところです。格段に滑らかな弾き心地になります。 仕上がりの響きを想像しながら調整するのは至福の時です。授業中はお気に入りのCDを紹介して聴いています。今日の曲はこれ。 さて、タイトルの「梅雨から学ぶ」ですが、湿度が高くなると、教室のピアノを弾いていてペダルを踏んでいるような残響がよくあります。木やフェルトを使用しているピアノの部品が空気中の水分を吸収して動きが鈍くなっているのです。 ではどうしたらいいか。除湿機やエアコンで湿度管理をしましょう。湿度は50%前後が適湿です。 良い環境で、楽しく演奏できますように!